合併して11月に誕生したばかり熊野市は12月16日、新市章を発表しまし た。 カタカナの「クマノ」を図案化し、海・川・山からなる合併後の熊野市をイメー ジした京都府京都市のデザイナー、京極英正さん(37)の作品を採用しまし た。 新市章は熊野市・紀和町合併協議会が公募し、全国の550人から940点が寄せられました。県デザイン協会が予備審査し、熊野市市章選考委員会が三次の選考を経て最優秀賞を決定しました。 新市章は、「クマノ」を三色でデザイン。青色で力強い熊野灘の波、水色で生命の源である清流、緑色でいにしえより人々を魅了してきた熊野古道と癒しの山々をイメージし、熊野市の将来像である「豊かな自然と歴史に育まれた、活力と潤いのあるまち・熊野」を目指し、明るい未来へ大きく飛躍する姿を表現しています。 京極さんには、賞金20万円が贈られます。また、優秀賞の信貴正明さん(新潟県燕市)、小楽崎康光さん(埼玉県さいたま市)、一戸健一さん(静岡県浜松市)、栗山照州さん(福岡県福岡市)に2万円が贈られます。
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