木本高校出身の体操のオリンピック金メダリスト・笠松茂さんと、妻で元オリンピック選手の笠松(旧姓・羽生)和永さんによる体操教室が12月3日、熊野市営体育館で開催されました。 くまの健康スポーツクラブ(松田正和会長)が、主催する体操教室に通っているジュニア会員の技能向上を目的に開いたもので、幼児から中学生までが大勢参加し、日本体操界の第一人者から直接、実技指導を受けました。 笠松茂さんは、ミュンヘン五輪金メダリスト、元世界選手権チャンピオンで、「笠松跳び」の創始者です。現在は、東海テレビ東名体操クラブ代表として一流選手を育成しており、このほど紫綬褒章を受章しました。郷土での指導は、2年ぶり3回目です。 準備体操から始まり、参加した子どもたちは、和永さんを手本にしながら体をほぐしました。 次にマット運動を行い、ジュニア会員たちは笠松さん夫妻のアドバイスを受けながら、前転や倒立前転、側転などを熱心に練習していました。 門下生である東名体操クラブの小学3年生から中学1年生までの4人が床と平均台の演技を披露すると、大きな拍手が送られていました。
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