27日(日)、東紀州ITコミュニティ主催の「海から見る東紀州」で紀南の名所を見てきました。集合場所へ向かう311号線はカーブが多くて道幅の狭いところがありますが、海がキラキラ光って心はウキウキでした(運転していなかったし・・・)。天気は快晴、波も穏やかで絶好の船旅日和です。 遊木漁港から尾鷲港が見えるところまで北上し、尾鷲から花の窟付近まで南下して、再び遊木漁港に帰って来るというルートで、楯が崎や鬼が城など紀南の名所を「往復」して見ることができました。 出発地の遊木漁港を出るときから岸壁には釣り人がいっぱい。どこへ行っても岩の上にも釣り人が・・・。おじさんばかりでなく若い人もたくさんで、茶色の岩場にカラフルなジャケット(?)が点々とかわいらしく、東紀州では「釣り」というレジャーが人気だということを改めて知らされました。 特に名前のついていない岩や紹介されない山の形状から名前をイメージしたり、海から見ると見慣れているつもりの名所も違って見えたりして、どれもこれもおもしろかったです。ただ海を移動しているだけでも素敵でした。柱状節理の上にこんもりと木が生い茂り、空は青く、キラキラ光る海の上を鳥やトビウオが飛び(私はトビウオを見落としたのですが他の人は見たそうです。くやしい!)、「海を独り占め」しているようで優雅な気分に浸れました。 もっと海にいたかったのですが、予定の2時間はあっという間に過ぎました。船を出してくれたハマケン水産さんでは、サンマ寿司に使うサンマを仕込んでいました。最近テレビで「新鮮な証拠」と紹介されていた「黄色いくちばし」のサンマです。美味しそうにゆずの香りが漂っていました。焼きたてのサンマの姿干しをいただいて、その美味しさに感激しつつ、漁業の盛んな地域であることも改めて知らされました。友人たちが遊びに来ても、いつも魚の美味しさに感動して帰ります。おいしい干物をたくさん買って、当分は晩御飯のおかずや酒の肴を心配することもなくなりました。あり難いことですね。次回の紀北編もぜひ参加したいです。 当日の様子が、ムービーにたくさんUPされています。合わせてご覧ください。
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鬼ヶ城を海から見ると気分は鬼退治をした坂上田村麻呂 |
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