「港のある日本一小さな村」がキャッチフレーズの鵜殿村で11月23日、「村まつり」が開催され、村内がまつり一色に染まりました。 秋が深まる中、村をあげて毎年行われる烏止野神社の秋祭りで、子どもたちによる諸手船の山車などが村内を練り歩きました。 この日は秋晴れに恵まれ、絶好のまつり日和となりました。子どもから大人まで大勢の人が、法被姿でまつりに参加しました。 毎年10月16日に熊野川で繰り広げられる「御船祭り」で活躍する諸手船を型どった山車と、大人たちの威勢のいい神輿、鵜殿ばやしの踊り隊などが村内を進 み、大にぎわいしました。 鵜殿村役場の駐車場では、熊野水軍太鼓による力強い和太鼓の演奏が繰り広げられ、一段と盛り上がりを見せました。 道中では、もちほりも行われ、大きな歓声が上がっていました。 【鵜殿村】 熊野川沿いにある、日本一小さな村。河口の港は、かつては木材集積地だったが、今は町の一大産業である製紙工場の積み出しを担う。古くは熊野水軍の本拠地として栄え、造船・航海の技術が発達していた。
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