１１月１９日〜２０日、紀北町の旧海山町営グラウンドで、小学生サッカーチームの招待サッカー大会「黒潮カップ」が開催された。紀北町海山で活動している「海山ＦＣ（フットボールクラブ）」が主催し、地域活性とスポーツ交流事業を目的に毎年この大会を盛り上げていこうと企画・実施された。
海山ＦＣは東紀州地域の強豪チームで、クラス別で県代表や日本代表の選手を何人も輩出している。
少年たちの蹴り上げるボールは、時に秋晴れの空や山の深い緑に吸い込まれそうになりながら宙を舞った。どの試合でもグラウンドには声援が響き、熱い２日間となった。

（以下、主催の海山ＦＣ代表：上村務氏より報告）
大会も第１回の記念大会として大盛況のうちに無事終了し、当クラブＡチームが優勝することも出来ました＾＾
大会二日目の昼休みには「黒潮カップ」の名の由来にちなんで、サザエのつぼ焼きを２０キロ参加者へ振る舞い、あっという間に無くなってしまうほど好評でした。その他、「賀楽多」による太鼓の演奏で、尾鷲節や寄せ太鼓を披露して頂き、参加者からも「こんな大会の雰囲気は初めて」という声も上がり、大会の合間にちょっと一息といった和みを持たせることが出来、二日間天候にも恵まれ、特に二日目は小春日和を思わせる陽気の中で熱戦を繰り広げ、各チームの応援にも熱が入っていました。「来年も是非呼んでください」というチームや「今度はうちの招待試合に来てください」とのお言葉もいただき、大会を通じ交流の幅がまた一段と広がりました。１日目終了後の各チーム指導者による懇親会もサッカー談議で盛り上がり、各地域の情報交換や私たちの立場と責任を再確認することが出来ました。大会にはＺＴＶさんも撮影取材に訪れ海山ＦＣの試合の様子を撮影していただきました。大会の模様は２３日から３日間の放映の予定です。選手保護者全員の協力と後援、協賛いただいた方たちには心よりお礼を申し上げます。


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