東紀州最大級の踊りイベント「第3回熊野古道まつり」が19日・20日、尾鷲市内中川の「国市木材市場跡」のメイン会場と市内国道42号線沿いにある「ミスタージョン会場」とJR尾鷲駅前の「野地町児童公園」のサブステージ2会場、せぎやま新田線パレード会場の4ヶ所を舞台に、県内外から78チーム、約2,200人が参加して、2日間に渡って、熱のこもった踊りを繰り広げた。 世界遺産となった熊野古道伊勢路のPRを目的に開催され今回で3回目。 主催は紀北地区の官民協働組織「もてなしのさどづくり会議」を母体にした実行委員会(小西義人委員長)。 19日の前夜祭、20日の本祭と熱気の創作踊りが続き、大勢の市民や市外からの見物客が詰め掛けた。 ゲストはお馴染み、心の踊りの伝道師、マスコミでも取り上げられる話題のチーム関西京都今村組。 19日(土)の前夜祭は、午後2時50分より市内国道42号線沿いにある「ミスタージョン会場」とJR尾鷲駅前の「野地町児童公園」の2会場で地元の子ども達の太鼓の演奏で同時にスタートし、県内ほか愛知・和歌山・大阪から集ったチームが午後4時30分まで演舞を繰り広げた。 午後5時より舞台を市内中川にある「国市木材市場跡」のメイン会場に移し、主催者である「もてなしのさとづくり会議」世古直美会長の挨拶の後、尾鷲ロックジャム演奏で再開。午後8時まで熱い演舞が繰り広げられた。 20日の本祭は中川にある「国市木材市場跡」のメイン会場とせぎやま新田線パレード会場の2ヶ所で午前10時より午後7時まで行なわれた。 ソーラン、よさこいなどの荒々しさに満ちた曲に乗り、長半纏(ながばんてん)、法被をひらめかせながら踊る若者たちの大乱舞は尾鷲の町を席巻。 晩秋の寒さも吹き飛ばす大音響とエネルギッシュな踊り、鳴子の響きなどが見る人の心を揺さぶった。 また、メイン会場に於いて同時開催された「大物産市」では、“きいながしま港市”、“尾鷲イタダキ市”らが出店して、東紀州の海の幸山の幸に会場を訪れた人達は満足そうであった。 晴天に恵まれ、笑顔いっぱいの2日間となった。 ・動画は20日(日)の本祭のメイン会場の様子です。
動画のURL:http://www.kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=137
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それぞれのチームが思い思いのコスチュームで演舞を行なった。 |
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