紀北町立紀北中学校PTA(宮原俊也会長)の会員研修会が27日午後7時30分から同校体育館で開かれた。 講師は青少年育成コーディネーター(非行カウンセラー)の伊藤幸弘氏。 「こんなオレでも生きててよかった。」の演題で1時間30分にわたって講演し、先生や小中学生・父兄ら約80名が聴講した。 最初にテレビ放送された、体当たりの子直しの様子を記録したビデオを上映した後、非行少年らの手記や自身の経験、現在更生の為預かっている中学生と薬物中毒の19歳の少年の様子を紹介しながら子育てについての持論を展開した。 伊藤氏は「小さい頃、おとうさん、お母さんや周りの人から頻繁に愛情をもらった。非行に走った時もその愛情を覚えていたので、愛情をかけてくれるところへ寄っていき捕まえることができた。 愛情豊かに育った子は、絶対に健全に生きる。また、今、健全に生きていなくても、愛情で蘇えることができると思う。」と熱く語った。
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「子育てには”愛情”が必要である」と熱く語る伊藤氏。 |
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講演後、伊藤氏が執筆した著書を多くの方が求めていた。 |
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