10月15日に熊野川部会主催のモニターツアーが行われました。 三重県の熊野川下流地域と自治体がつくる熊野川部会では、「熊野川をまるごと体感できる空間づくり」をテーマとして、取り組みを進めています。 今回のモニターツアーには、「旅の手帳」という旅雑誌に募集記事を掲載したということもあり、遠くは東京都や岐阜県から10名の参加がありました。 当日はあいにくの雨でしたが、予定通り紀宝町の「飛雪の滝キャンプ場」を出発し熊野川の河原へ出ました。その後川舟に乗船し、途中船頭さんから名所?鐘岩、骨岩、昼岩など)の紹介を受けながら上流を目指しました。昔ながらの川舟、そして傘をかぶった船頭さんの姿はまさにタイムスリップ。川の上を霞が流れます。 一同はいったん舟をおり、川沿いの古道「宣旨帰り」を歩きました。熊野川の切り立った崖沿いに細々と続く石の道はかなりの難所です。 再び舟に乗り川を下ったのち、一同は鮎漁を体験しました。この日一番多く鮎を釣り上げた参加者は女性で7匹でした。 その後キャンプ場での夕食で早速釣ったばかりの鮎を味わいました。お楽しみの夕食には熊野の名物がところ狭しと並びました。鮎の塩焼き、せごし(鮎の生を細かく刻んだものを酢味噌とあえたもの)、ズガニ、焼き芋、めはりずし、サトイモ御飯など。中には地元でもなかなか口にすることのない珍味も、、、。地元の方との交流を交えながらの夕食となりました。
|
|