9月23日(祝)、東紀州活性化大学院3期生の勉強会が行なわれた。「東紀州に残る古き良きもの〜その発見と保全〜」をテーマに取り組んできたが、今回が最後の現地調査となった。熊野市飛鳥地域の農業や農村風景を守り・残そうと努力を重ねている丸山農園を見学し、近隣の農家の実情、丸山氏の実践しているEM農法についてなど説明を受け、実際に収穫されたばかりの農作物を試食した。 丸山氏は苦労の末、現在ではどの作物も収量・収量に対する売上とも一般的な農家のそれらを上回るようになっているが、周辺の農家では高齢化・後継者不足など様々な問題から、農業から手を引く人が多く、丸山氏は飛鳥地域の農業について危機感を抱いている。 個々の院生の取り組みに関する現地調査を終え、いよいよ発表に向けての資料整備に専念することとなる。また、全体での取り組みに関してもまとめの作業に入り、終了に向けて動きが加速する。
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このハウスで栽培されています。収穫直後なので青々。 |
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