9月18日(日)彼岸花の見頃を迎えた丸山千枚田で、熊野ネイチャーゲームの会による稲刈りが行われました。この日は千枚田のオーナーの「稲刈りの集い」もあり、スタッフ、報道関係者含め700人ほどの方が千枚田に集まりました。 ここ丸山千枚田はいつ頃から造成されたか不明ですが、今から400年前の慶長6年(1601年)には既に7haの水田に2,200余枚を数えたと記録されています。しかし、過酷な労働条件や高齢化による担い手不足から一時は、550枚まで減少していました。1994年「丸山千枚田条例」を制定し、地元千枚田保存会と町によって、1340枚まで復田を果たし、四季折々の美しい姿で人々の目と心を和ませています。(紀和町タウンガイドより) 9:30より稲刈りを開始しましたが、暑さと慣れない作業でかなりバテ気味の様子。でも、美味しいお米を食べるためがんばって稲刈りの作業を続けました。 「稲刈りの集い」では紀和町ふるさと公社による茶粥の振る舞いや、千枚田もちや味噌などの販売もされていて、賑やかな秋の千枚田でした。 ◇◇体験コメント◇◇ ・「今回、稲刈りに参加して、昔のお百姓さんの大変さを感じるいい経験をすることができました。お米の大切さを改めて考えさせられました。」 ・「私は、今回始めての体験で、おっかなびっくり状態でした。ノコギリがまを渡されただけでは何をどうしたら良いかわからない状態。手ほどきを願いしました。稲刈りの匠は、しゅっと一回で一束が刈り取れるのに、私は、力足りないのかコツがわからないのか、ぎこぎこぎこ・・・!何度やっても、ぎこぎこぎこ・・・!教えられた仕方は、三束ずつ刈っていくと言われたが、とても私のもみじの手には一つが限度。三度に分けて置いていきました。それでも確実に刈り取られていき、縄で結い束ね竿にかけていく・・・ 皆の力の結集において見事、稲刈り終了。 私も、ほんの少しの体験でしたが、楽しい時間を仲間と共に過ごせた事に感謝します。」 ・「手刈りをするのは久しぶりでした。結婚してからは機械に乗って稲を刈っているので、一度もしていませんでした。でも、一枚の田圃が小さかったので、みんなですれば少し刈り取ればすぐ終わるだろうと思っていましたが、たくさん刈ってしまいました。 稲を刈る時ですが、下から5cmのところで一気に刈るのが、力が余り出ず二度刈りになってしまったのが悔しいです。それと、体重が重たいせいで切り株の上を歩いていても足が沈み動けなくなることもあり、しょっく!!いい運動になりました。」
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