くまどこ新着情報でもご案内の4大学合同の社会調査実習で、熊野市遊木町へ本日も来町し前日に引続き地元での漁業や住民の意識などを調査実習をされていました。 初日に地元漁協の代表者をはじめ船主組合長でもある長栄丸の濱中船長さんから漁法などの説明を受けていたのですが、この時期の漁法 「夏の棒受け網漁」に話が及び、漁師さんの”言うが早いか行動か”ってな心意気で急遽 第2日目の18日(土)夕方、その長栄丸に乗船し、実際に体験・体感されました。 初日は、チューターの大学院生を含め9名での来町でしたが急な催しのところ、尾鷲市の九鬼、梶賀、有馬、飛鳥小又、五郷湯ノ谷、紀和町湯ノ口担当の他班からの参加もあり総勢18名で2隻に分乗。長栄丸の乗務員3名のほか、学生さんにとっては慣れない海上と言う事も有り、作業効率を考慮し僚船2隻より精鋭の漁師さん2名も同行の上 出港しました。 夕暮れの出船で全員わくわくそわそわの雰囲気の中、実演海域に到着。早速 漁火を焚き始め魚が集まるのを暫し待ちました。 実際の漁では、数時間光を当ててから後の作業開始となるのですが、船酔い等に配慮し10分程度で「棒受け網漁」の実演がはじまりました。短かい照光時間と中秋の名月 前夜の月明かりと言うこともあり残念ながら釣果には至りませんでしたが、大きな満月のもと遊覧気分で社会調査実習の予定には無い突然のイベントを満喫して頂きました。 幸い船酔い等での不快者も無く地元漁師さんも喜んでいました。
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作業開始 船の左舷にこうこうと漁火を焚きます。(但し、発光量は県の規制があります) |
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漁火に魚が群がったと想定して反対の右舷側に静かに沈めながら魚網を張り巡らします。 |
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左舷のこうこうと光る漁火の消灯と同時に右舷側に強力な明かりを灯します。(その一瞬の出来事ですが、魚の習性で一斉に水面近くの光に集合群がります) |
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デモンストレーションってこともあり実釣果はありませんでした。 |
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