「ウミガメの町」で知られる紀宝町の七里御浜海岸で9月8日、井田小学校の児童がふ化させたアカウミガメの赤ちゃんの放流会を行いました。 6月14日にアカウミガメが、同町井田の海岸で産卵しました。高波にさらわれる危険があったため、産み落とされた101個の卵を同校の人工ふ化場に移して6年生33人が夏休み中も管理し、57匹の子ガメが生まれました。 この日は、全校集会を開いて、6年生がふ化させた経過などを報告した後、学校近くの海岸に移動。波打ち際で、体長がわずか5、6センチの子ガメ47匹をそっと放ちました。 放流された子ガメたちは、大海原に向かって元気に歩き出し、波にもまれながら泳いでいきました。 子ガメの姿を見つめていた児童たちは、「元気に育ってほしい」と話していました。
動画のURL:http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=119
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