この8月11、12日と大又川四季の郷にて青少年育成団体「ポンポコ学園」恒例のサマーキャンプが行われました。「熊野の豊かな自然を通して感性豊かなたくましい子に育ってほしい」との願いをこめて行われてきたサマーキャンプも今年で7回目。 今回も年間を通して活動に参加している4年生から6年生の小学生45人が大自然相手に奮闘しました。 今回の目玉はウナギ捕りということで、まずはウナギのエサを捕るため自作のぺットボトル製ハヤ捕り瓶を川に沈めました。しかし、思うようにハヤが入らず悪戦苦闘。 なんとか捕ることのできたハヤを早速ぶつ切りにしてウナギ捕りの仕掛けにつけ、各々が「ここぞ」と思う場所に沈めました。このまま一晩待ちます。 待ちに待った次の日の朝。そっと仕掛けを上げてみると、、、。「やったぁ!」とあちらこちらで歓声があがりました。全部で5匹もの大きなうなぎが捕れました。地元の方の話によると、この時期にしては大漁とのこと。さすがは熊野が誇る清流大又川です。捕ることのできた子の得意げな顔の反面、捕れなかった子は悔しそう。「次は絶対に捕ってやる。」とリベンジを誓っていました。捕れたウナギはひつまぶしにして味わいました。おかわりを何回もする子がいるほど好評だった様です。 ポンポコ学園の活動は「自分で考える 自分で判断する 仲間と助け合う」に重点をおいて行っているため、スタッフは最低限の指示しかしてくれません。そんな中、今回のキャンプはテント設営/川遊び/野外炊事/キャンプファイヤーなど、盛りだくさんの内容で行われました。今回のキャンプを終え子どもたちはまた一段とたくましく成長してくれた様です。
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