平成17年8月21日(日)熊野どいらいファーマーズ主催の第一回食真農体感スクール「夏休み子供エアープランツ工作教室」 (場 所:御浜町尾呂志地区)がおこなわれました。 この日は、雷に時折強く降るあいにくの天気でしたが、スタッフ11名に参加者29名が参加し、エアープランツ工作をおこないました。 ◆エアプランツ工作教室(エアプランツの館) あいにくの悪天候(土砂降り)となり、教室は南紀グリーンハウス(エアプランツの館)でおこなうことにし、南紀グリーンハウスのエアプランツが並んだ広いハウスに集合して、まず講師の芝崎さん夫妻からエアープランツの特徴や育て方、飾り付けの作り方の説明を受けました。説明後参加した子供たちは飾りを貼り付ける木製プレートとパーツとして販売している流木やエアープランツを選び、前もって海岸などで拾ってきた貝殻や小枝とともに、それぞれのイメージで飾り付けをしながら木工ボンドでプレートに貼り付け、作品を仕上げていきました。 中には、大きなプレートを使って大作に挑戦する子や、お父さんお母さんに手伝ってもらって一緒に作る子供たちもいて、一時間あまりで作品を仕上げました。 ◆流しそうめん&地元食材昼食会(川瀬渓) 子供たちがエアープランツを作っている間に、スタッフ全員で雨対策のイベントテントを張り、割った竹の節をくり抜いたり、竹を切って器を作り、新米を炊いて準備を進めました。 子供たちが作品を仕上げて移動してくる頃に何とか準備も整い、土砂降りの中テント中央に渡した竹に川瀬渓から引き込んだ谷水を流して、流しそうめん大会を行いました。 竹の周りに箸をもって待ち構える子供たちに「何が流れてくるかな〜?」の掛け声のもと、そうめんと一緒にハウスみかんやトマト、きゅうりなどメンバーが作っている農産物をはじめ、うずらのゆで卵やぶどうなど数々の食材を流す、「地産地消流しそうめん」に子供たちはキャーキャー言いながら色々な食材をうまく箸でゲットしながら、楽しみながら食べていました。 その間にスタッフや参加者のお母さんたちで炊き立ての新米で、たかなのめはり寿司や梅干入りおにぎりを作り、紀州岩清水豚のステーキ、なすびやさんまの丸干しなどを焼いて昼食会の準備をしました。たかなやさんまの丸干しはメンバーが作っている梅干の梅酢に漬け込んで味付けしたもので、熊野どいらいファーマーズならではのオリジナル調理メニューです。 一通りの料理ができて、食べ始めたところで雨が激しくなり、川も増水してきたため、予定していたあまごのつかみ取り大会は中止し、JAの育苗センター食べ物を移して仕切りなおすことにしました。 ◆昼食会第二弾&スイカ割り大会 芝崎さんが冬場JAから借りて花の苗作りをしている育苗センターのハウスに引越しをして、改めて食べ物を並べ、地元食材昼食会第二弾をおこない、子供たちはハウスの真ん中にスイカを置いて、目隠しをしてスイカ割り大会をしました。 用意した7つのスイカをひとつづつ置いて、割れたら次のスイカに置き換えて、参加した子供たち全員で順番に並んで7つを見事に割り、みんなでほうばりました。 スイカ割りでお腹が空いた子供はまためはり寿司をほおばり、豚肉を食べて、結局用意した料理を見事に完食しました。 昼食会終了後、改めて出来上がったエアープランツ作品の写真を撮って、15時30分解散しました。 あいにくの土砂降りとなってしまいましたが、参加したこども、保護者とも今回の企画は大変喜んでくれたようで、今後開催する菜の花栽培&料理教室などにもまた参加してもらえるよう、今後の食真農体感スクールのPRをしました。
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世界にたったひとつの「オリジナルエアープランツ」を作りました。 |
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