御浜町阿田和の道の駅パーク七里御浜前に特設された「七里御浜大海水プール」で8月15日、今シーズンのフィナーレを飾る「魚のつかみどり」が催され、大勢の子供たちが水しぶきを上げました。 眼下に広がる熊野灘が遊泳禁止のため、町と町商工会、パーク七里御浜でつくる実行委員会が毎年、海岸を掘ってプールを開設しています。今シーズンは、7月30日から17日間にわたって無料で開放され、約4,000人の利用者でにぎわいを見せました。 このイベントは、プールの水を抜くのに合わせて行われました。体長約20センチのアジ約1,000匹が海山町からトラックで到着し、来場者がスタッフに協力してバケツリレーでプールに放ちました。 海水が減ったのを見計らってカウントダウンを行い、ちびっ子たちが一斉にプールに入り、軍手姿でビニール袋を手に魚を追いかけました。ピチピチしたアジを捕まえると、歓声を上げて大喜びしていました。
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