第17回「紀和の火まつり」は8月6日(土)紀和町の北山川の河川敷で行われ、近隣他の市町村から多く来場され大変な賑わいでした。 この祭りは、いかだ師の安全や家内安全を願い行われていた「柱まつり」を現代によみがえらせた勇壮な火まつりです。 午後6時頃〜始まった祭りは「子供柱祭り」「ビール早飲み大会」「盆踊り」「紀和町長あいさつ」の後、かがり火が灯されました。 その火が北山砲(木でできた大砲)に点火されると、静寂の闇を切り裂く轟音とともに激しく光りました。近くで見ると大変な迫力です! その後、地元の子供たちによる「瀞流太鼓」が演奏され、息の合った演奏に祭りは盛り上がりをみせます。 そしていよいよメインの「柱まつり」が始まりました。火をつけた松明を勢いをつけて回し、高さ約20メートルの柱に取り付けられた「竹籠」をめがけて投げ入れます。今年は中々入りませんでしたが、御浜町の青年が見事に入れる事ができました。松明の火が籠に入った花火に引火し、バチバチという激しい音ともに籠は燃え尽きていきます。 柱まつりが終了すると、川をはさんだ和歌山県側の河原から打ち上げ花火が上げられ、最後に長さ300メートルにもおよぶナイアガラ滝が北山川の川面を彩りました。迫力満点の祭りは大喝采の中終了しました。今年柱まつりに参加した人もしなかった人も、来年もまた行われる予定ですので是非挑戦してみてください!
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20メートルも上にある籠に松明を入れるのは難しそうです。 |
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北山川あたり一面を明るく照らした「ナイアガラの滝」 |
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