2025年1月2日(木)午後1時過ぎから熊野市金山町の金山神社で数百年も続く伝統の「お弓引き神事」がおこなわれました。 午後1時過ぎから社殿でご祈祷がおこなわれ、烏帽子に白装束の高校生2名と矢を取りにいく小学生2名に氏子さんがご祈祷を受けた後、午後2時過ぎに矢場に移り「お弓引き神事」が行われました。 この神事は、「御弓」を放ち豊年豊作を占います。 矢は最初の矢場で1人2本づつ2回、計4本放たれ、倍近く離れた遠い矢場から同じ本数を放ちました。 前3回は世話人がこしらえた矢を用い、最後の矢は本物の矢を用いるそうです。 的に当たるたびに、大きな歓声と拍手がおこり祭りは賑わいをみせました。 新年の弓引き神事は、紀宝町神内や尾鷲市九鬼町、尾鷲市三木里などでもおこなわれるこの年を占うもので、弓から放たれた矢が当たることを願って見守る地元の方々の視線が真剣でした。
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