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３月２１日（木）、尾鷲神社にてヤーヤ祭りでも出てくる「獅子頭」の本物（お祭りの神事で使用されるものはイミテーション）が限定で公開されました。
普段は尾鷲神社の本殿内の獅子殿に安置されていていますが、三重県有形民族文化財指定され一般には公開されていません。
獅子頭は毎年2月1〜5日まで行われる神社例祭ヤーヤ祭の最終日、御獅子出御の儀式に使用されます。
儀式は、獅子頭を頭上に載せた神職の進行方向で、山方、浜方の豊年を占います。
製作年代は不明ですが、大きく見開いた眼、彫りの深い眉やあごひげ、ほほひげの渦巻紋、乱ぐい歯は自由奔放で、室町時代末から桃山時代にかけての特色を見ることができます。
今回の獅子頭の公開は、和歌山県立博物館の依頼で世界遺産「紀伊半島の霊場と参詣道」の登録２０周年記念企画「聖地巡礼ー熊野と高野ー」の展示のための撮影、調査に伴うものです。
普段は宝物として未公開のもので、神社総代や一部関係者とメディアだけの立会いの中、和歌山県立博物館の学芸員の方がいろいろな方向からの写真を撮影し、造形に関して詳細に記録をとっていました。
上記企画展の中の第�郡�「人・道・祈りー紀伊路・伊勢路・大辺路をゆくー」でこの情報が展示公開されます。
関係者の許可が出れば現物展示も行うとのことでした。
期間は１０月１２日〜１１月２４日までです。
�鬼�、�挟�、�鹸�、�拘�でも熊野信仰にまつわる多くの貴重な展示があります。
皆さんも機会があればぜひ足をお運びください
和歌山県立博物館 ＝＞ https://hakubutu.wakayama.jp/
企画展の内容はは近いうちにアップされるようです。
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