6月10日(土)午後6時00分〜熊野市紀和町の丸山千枚田で、夏の風物詩となった虫おくりが4年ぶりに開催されました。 今回は、見学型の「虫おくり」となり、自由に参加できる従来のものには戻りませんでしたが、地元の子供達が参加しておこなわれました。 この日は、イベントが始まる前から時折雨が落ちてはきましたが本降りにならず、降ったり止んだりと強く降ることはなく虫送りが終わるまでなんとかお天気が持ちました。 始まる何時間も前から多くのカメラマンが訪れ、場所取りで三脚がずらっと並んでいました。 午前6時に始まると、スタッフが棚田に設置した丸山千枚田の田の枚数と同じ1,340本のキャンドルを灯しました。そして午後7時に丸山神社を虫送りの行列が「虫おくりどののお通りだい!」と太鼓と鐘の音に合わせながら畦道を歩いていきました。 大岩のあたりでずっと下の田んぼまで降りていき、お寺からいただたお札を立ててお米が無事にできるようにと願いを込めました。 ちょうど午後7時30分を回ると辺りが暗くなり、ロウソクの灯りはより輝きをまし始めました。 午後8時に北山砲に仕込んだ花火が2発、参加者のカウントダウンで発射され、虫送りの行事は終わりました。 丸山千枚田ホームページ ブログ「幻想的な虫送り行事がおこなわれました(2023.6.10)」
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