4月2日(日)熊野市神川町神上の旧神上中学校(木造校舎前)で4年ぶりに「桜覧会(さくらんかい)」が開催されました。 この「桜覧会」は、2017年まで30年続いた「桜まつり」をリニューアルして「花見の原点」をコンセプトに始まったもので、神川町民と近畿大学の学生などが協力しおこなわれています。 4年ぶりとなった会場には、ご年配の方から小さな子供を連れた家族まで、久しぶりに賑わうイベントとして那智黒石の里神川町に訪れ、散り始めていましたが、まだ見頃で桜の花びら舞い散る中、地元住民によって用意された地元産のよもぎ餅やジビエコロッケ、唐揚げや、生ビールなどに舌鼓を打ちながら、美しい桜を楽しみました。 時折、雨が通り抜けましたが、降り続けることはなく、風が舞い、雨が落ちると一斉に散り始める桜も美しいものでした。 会場の入り口でチケットを買って、ジビエコロッケにめはり寿司、そして茶粥を食べました。茶粥には梅の花の塩漬けが乗っていて、柔らかな番茶の味わいは山里ならではの味でした。 校舎内では、大学生が運営する貸本+休憩処や昨年の夏に開催されたアートプロジェクト「KUMANONISUMU! 2022 “熊野に住む”」の時に作られたアートが展示されていたり、キッチンカーの「日和」さんではジビエカレーやパスタなどが販売され、花より団子の世界を楽しみながら過ごせるイベントとなっていました。 4年ぶりのお花見のイベントは、桜の花びら舞い散る中、戻ってきた賑やかさを感じながら、山里ならではの風景や味わいを楽しめました。 2023.4.2 「桜覧会(さくらんかい)」(熊野市神川町) 大きな写真で見る(くまどこブログ)
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