新型コロナウイルス感染症の影響により熊野大花火大会が3年連続中止となり、花火師さんたちは非常に厳しい状況に置かれています。このままでは、今後、熊野大花火大会が開催できるようになったとしても、花火師がいないということも大げさではありません。 このようなことから、熊野市観光協会では、花火師の支援と熊野の伝統文化である花火の存続を図るため、「伝統花火存続のための打上花火」を実施することを決定いたしました。 8月2日から9月30日まで寄付を募り1600万円以上のの寄付がよせられ、今回の開催となりました。 11月4日(金)と11月11日(金)には「花火のまち熊野観光PR花火」と題して熊野市が主催でおこなわれ、11月18日(金)は熊野市観光協会が主催で、鬼ヶ城大仕掛けを再現するということで、用意された駐車場は早々に一杯となり、予想を上回る多くの人が熊野大花火のメインイベントとなる「鬼ヶ城大仕掛け」を見ようと訪れました。 午後6時30分から打ち上げ花火が始まり、前半の10分を過ぎたところで怒涛の花火のラッシュとなりました。 彩色千輪の色鮮やかな花火が会場を彩ったあとは、次々と打ち上がり、最後の巌頭のとどろきでは、爆音が圧巻でした。 訪れた方々は、あらためて熊野の花火の凄さを感じたことでしょう。 来年こそは是非、復活の熊野大花火大会となってほしいものです。 ●くまどこブログ 2022.11.18 熊野の花火(熊野市木本町)
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