1月10日(月・祝)午前10時より弥生時代からつづくといわれ、大変古い歴史を持つ熊野市有馬町の産田神社の例大祭がおこなわれました。 毎年、とても寒くなることが多い1月10日ですが、20年以上例大祭の宮司を務める山川宮司が、こんなに暖かな1月10日は初めて、と言うほど穏やかで良いお天気に恵まれ始まりました。 例年だと、「奉飯」と呼ばれる膳(汁かけ飯、サンマの骨付き姿寿司、イカの青のり和え)が用意され、子供連れの家族が多く訪れ、子供の健やかな成長や安産を願い社務所でいただくことが慣わしですが、今年も新型コロナウイルスによる影響で、神事のみがおこなわれ、「奉飯」、祭り最後の餅まきは行われませんでした。 しかし、訪れる子どもたちが楽しめるようにと、境内には無料の綿菓子や射的などのお菓子がもらえるゲームが用意されたり、産田神社の祭りで欠かせない粟おこしの販売、さんま寿司の販売は例年通りおこなわれました。 産田神社のお祭りは、50年ほど前は出店がずらりと並び、型抜きやりんご飴、綿菓子、ルーレットや怪しげな見せ物小屋までできました。 小学生の頃、年が明けて学校が始まるとすぐに、この祭りがあるので楽しみでした。その頃の思い出が少し蘇るようでした。 神事は、午前10時から始まり、祝詞が読み上げられ、舞姫による浦安の舞、豊栄の舞が奉納され、玉串の奉納がおこなわれ、最後に弓引きの神事が行われ終わりました。 このあと例年でしたら餅まきがおこなわれ、祭りの最後を賑やかに締めくくるのですが、早く戻ることを願いながら産田さんを後にしました。 ◆関連リンク 2022.1.10 産田神社例大祭(熊野市有馬町) 大きな写真で見る(くまどこブログ) 2021.1.10 産田神社例大祭(熊野市有馬町) 大きな写真で見る(くまどこブログ) 令和2年の産田神社例大祭 2019.1/10 産田神社の例大祭(熊野市有馬町) 大きな写真で見る(くまどこブログ) 平成30年の産田神社例大祭 平成29年の産田神社例大祭 平成28年の産田神社例大祭 平成27年の産田神社例大祭 平成26年の産田神社例大祭 平成25年の産田神社例大祭 平成24年の産田神社例大祭 平成23年の産田神社例大祭 平成22年の産田神社例大祭 平成21年の産田神社例大祭 平成20年の産田神社例大祭 平成19年の産田神社例大祭 くまどこ百科事典:『産田神社』
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