6月6日(日)午前10時から熊野市飛鳥町小阪にある飛鳥神社で「四本杉祭り」が四本杉の前で開催されました。 雨模様だった日曜日ですが、始まる前には小ぶりになり、神事が始まる頃にはほとんど止んだ状態になりました。 この祭りは、飛鳥神社の神殿広報にある樹齢1300年余、胸高周囲9メートル以上のご神木の四本杉があり、4つに分かれた幹にはそれぞれに神々が宿っているとされており、健康長寿や病気平癒のご利益があるといわれており、その力が強まるのが6月と12月言われ、6月におこなわれるようになりました。 午前10時から神事がおこなわれ、玉串の奉納がおこなわれたあと、夏越の大祓として参加した人たちに人形代(ひとかたしろ)が渡され、心身に積もった罪穢れ(つみけがれ)を人形代に移し、四本杉の周りを1周まわり祓い退けるものです。 取材に訪れた地元新聞社の方々と一緒に周り今年半年分の心身に積もった罪穢れを祓い退けました。 例年ですと餅まきなどが行われるのですが、昨年同様今年も人が集まり密になることを避けるため中止となりましたが、来年こそは元の祭りとして行えるようにとコロナの終息を願い祈りを込めて神事はおこなわれました。 「神木四本杉」 四ツ俣に分かれた幹には、祓戸四柱神(瀬織津姫【せおりつひめ】、速開津姫【はやあきつひめ】、気吹戸主【いぶきどぬし】、速佐須良姫【はやさすらひめ】)がそれぞれに宿るとされ、人の罪穢を祓い清めていただけることから、主に病気平ゆ、健康長寿に御利益有り、又家庭円満・商売繁盛の守り神とも言われています。 ◆関連リンク 2021年におこなわれた「四本杉(しほんすぎ)祭」(くまどこブログ) 2020年におこなわれた「四本杉(しほんすぎ)祭」(くまどこブログ) 2020年におこなわれた「四本杉(しほんすぎ)祭」 2014年におこなわれた「四本杉(しほんすぎ)祭」(くまどこブログ) 2014年におこなわれた「四本杉(しほんすぎ)祭」 2013年におこなわれた「四本杉(しほんすぎ)祭」
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