令和3年2月14日(日)午後2時から紀宝町福祉センターで「日本クマノザクラの会」設立総会が開催されました。 日本クマノザクラの会は、クマノザクラの利活用や保全に関わる様々な個人・団体がネットワークでつながり、地域住民に対するサクラの啓発活動や、クマノザクラの個体情報の収集・発信、クマノザクラの保全・植栽計画の立案・提案、クマノザクラの管理指導、クマノザクラの調査・研究、クマノザクラの利用などに関して、協力していくことを目的とし立ち上げられた団体で、2018年に新種の桜として103年ぶりの登録をおこない論文を発表した国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所の勝木俊雄氏が代表を務め、クマノザクラの分布する和歌山県、三重県、奈良県の地域住民や団体によって構成されています。 今後、クマノザクラの利活用や保全活動を進めていくためには、県や市町村などの行政区分をまたいだ連携をおこない、クマノザクラに関わる様々な個人・団体がネットワークでつながり、協力していくことを目的としています。 設立総会にテレビ関係や新聞記者など10名以上が集まり、その関心の高さを感じました。 時節柄、新型コロナウイルスによる感染予防を徹底することで、会場に訪れることができる会員は30名とし、東京などの遠方の方はリモートによる参加となりました。 設立総会の始めに、日本クマノザクラの会設立準備委員会代表の勝木俊雄氏による設立に至った経緯やこれからの活動に関する挨拶がおこなわれ、その後に会場となった紀宝町町長の西田 健町長から祝辞をいただき総会となりました。 日本クマノザクラの会は、今後この総会で決まった役員や理事をはじめとし、会員を募り、NPO 法人化に向けて準備・手続きをおこなったり、リーフレット、ホームページなどから情報発信がおこなわれ、観察会 講習会 講座の計画、クマノザクラの同定サービス、会報の発行、クマノザクラ鉢植の貸し出しなどさまざまな活動を会員と一緒になって作り育ってて行く予定です。 ◆関連リンク 日本クマノザクラの会ホームページ 日本クマノザクラの会facebookページ 日本クマノザクラの会インスタ
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