東紀州の夏の風物詩『2019きほく燈籠祭』がこの7月28日(日)に長島港周辺長島港周辺【地図】で開催されました。 海の「ねぶた」とも称されるこの祭りは、紀北町内外の老若男女が夜な夜な集い巨大燈籠を制作、近隣の学校や企業・団体や一般家庭でも中小の燈籠が制作されます。 再開後、第33回目となる今回は「未来への燈火〜子どもたちを照らす道しるべ〜」をテーマに、紀北町のご当地ヒーローとしてこの燈籠祭でデビューし、今年で生誕10周年を迎えたKIHOKU戦隊アババイン3体(アルファーレッド・マンボウブルー・ササユリピンク)を題材にしたメインの大燈籠が会場に鎮座しました。 本来は前日の27日(土)に開催予定でしたが、台風の影響によりこの翌28日(日)に順延されての開催となりました。 当日は、天気にも恵まれ台風一過の暑さの中、会場には多くの皆さんがお越しになりました。 15時からは毎月第2土曜に開催されている『きいながしま港市』の出店事業者を中心に生ビールやチューハイ、ジュースなどの飲み物から地元で取れたサザエや貝、イカ焼きにお好み焼き、かき氷などの食べ物、金魚すくいやスーパーボールすくいなどの各種出店が並び、日が暮れかけた頃から次々に訪れる来場者でにぎわいました。 その後、17時頃から昨年の大燈籠「獅子」をバックにした特設会場で、飴まきが行われた後、和太鼓演奏や地元チームによるヒップホップやソーラン踊りの力強い演舞がおこなわれたほか、大燈籠の題材となったご当地ヒーロー「KIHOKU戦隊アババイン」ショーなどのステージイベントが繰り広げられました。 そして周囲が真っ暗になった20時から皆さんお待ちかねの「海上大花火」が行われ途中、大燈籠との競演花火を交え、華やかなスターマインが夜空を彩りました。最後、この祭りでしか見られない大仕掛け「彩雲孔雀」が行われ海上から孔雀の羽根に見立てた7色の花火や一斉打ちなど観客の皆さんを大いに楽しませました。
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