御浜町の町制施行60周年を記念し、御浜町出身の東地和生氏が美術監督を務めたアニメーション映画「さよならの朝に約束の花束をかざろう」(監督:岡田麿里)の上映会や同氏が「この地で子ども達が育ち、未来に羽ばたけ」というメッセージが込めて描いたアニメーション作品をモチーフにした記念パズルの組み立てワークショップなどをはじめとしたイベントが、2月17日(日)12時から御浜町中央公民館で開催されました。 12時30分から、みんなでパズルを作ろうワークショップが始まり、今回東地和生さん、アニメーション映画「さよならの朝に約束の花束をかざろう」の監督、スタッフの方が描きあげた御浜町の市木のイブキをモチーフにした作品をジグソーパズルにしたものを、約30人の子供たちと保護者の方が4チームに分かれて組み立てを競いました。 1位には、今回のイラストを使ったパッケージのお菓子が5個ももらえることもあって、大人も熱中してパズルを組み立てていきました。 約1時間の時間内でもっとも多く組み上げたチームが優勝で、参加者は時間を忘れるほど集中し、また子供たちの中には疲れてしまってへたり込む姿も・・・・。 その後、14時20分から東地和生氏から御浜町長へ今回描き上げた作品の授与式がおこなわれ、作品に込めた想いや、このあと上映される映画「さよならの朝に約束の花束をかざろう」の製作時のお話や映画作りに関わるお話の中で東地さんは「私よりもっと絵の上手な方が辞めていったりするこの業界の中で、いろんな人との出会いが今の自分を形作っており、出会いこそが大切です」と話していたことが印象的でした。 映画「さよならの朝に約束の花束をかざろう」が上映されると、その美しい世界とストーリーの中へ引き込まれ気がつけば映画を観終わっている、そんな2時間でした。 会場には『凪のあすから』作品も展示されており、この地域がいたるところに出てくるアニメーション映画の作品を間近に楽しむことができました。 映画上映後は、東地さんのサイン会もおこなわれ映画の余韻に浸りながら帰路につきました。
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