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尾鷲市で紀州に春を呼ぶ「尾鷲ヤーヤ祭り」がこの2月1日から5日まで開催され、そのうち呼び物の「練り」が2日から4日まで3晩にわたり行われました。 レポーターは練り初日となる2日に壱番祷の林町での練りに参加しました。 この日は参番祷グループに属する矢浜町(30)、中井町(10)、今町(10)、南町(10)、高町(10)の男衆が集結し林町の男衆とともに二手に分かれて、白装束の格好で押し合う「練り」を繰り広げました。 そして練りが終わると尾鷲魚市場に集まり祷務町の男衆が海に飛び込み身を清める垢離かきが行われました。 <日程> ◇2月1日(扉開き・在回り) ・午前0時〜 扉開き神事 (尾鷲神社)【地図】 旧尾鷲20町が尾鷲神社に集まり、本殿前の参道に提灯を立て神のおでましを願う「扉開き神事」が行われます。 ・10時〜15時 由緒祭 (尾鷲神社)【地図】 今年の祭りの当番となる3つの祷務町から祷人(とうにん)、汐撫(しおなで)、弓射(ゆみゆい)、総代(そうだい)、町頭長(ちょうとうちょう)などの役をされる方と神社総代が参列して祭りの無事を願います。 ・18時半〜21時ごろ「在回り」(尾鷲神社出発) 初日(1日)の夜は祷務町が将党(しょうとう)を立て尾鷲魚市場で海に入る清めの垢離(こり)をかいた後、18時半に祷務町をはじめ祷受け町や手伝い町の町衆が集まり19時より各町の高張り提灯を先頭に尾鷲市街を2時間ほどかけて歩きヤーヤ祭りの始まりを告げて回ります。 ▲トップに戻る ◇2月2日〜4日(練り) ・夜19時半頃 ヤーヤ練り(各祷屋前) 2〜4日は祷務町(※)の練り場に各手伝い町が集合し、白装束をした男衆達が激しくぶつかり合います。(毎晩19時半より開始、場所は上記の関係地図内の緑色のアイコン場所を参照)。 ○壱番祷 林町 (祷屋・練り会場)壱番祷屋前(コミュニティセンター林 前)【地図】 ※手伝い町(練りに参加する町) <2日>参番祷G <3日>弐番祷G <4日>壱番祷G ○弐番祷 川原町 (祷屋・練り会場)弐番祷屋前<現在の尾鷲市港町>【地図】※手伝い町(練りに参加する町) <2日>壱番祷G <3日>参番祷G <4日>弐番祷G ○参番祷 坂場町 (祷屋・練り会場)参番祷屋前(坂場クラブ前)【地図】※手伝い町(練りに参加する町) <2日>弐番祷G <3日>壱番祷G <4日>参番祷G ■手伝い町一覧○壱番祷G ()内は参加人数北浦町(20)新町(10) 大曾根町(10) 野地町(30)向井町(20) 堀町(10) ○弐番祷G野地新町(10) 北町(10) 新田町(30)天満町(10)知古町(10) ○参番祷G矢浜町(30) 中井町(10)今町(10)南町(10)高町(10) ■過去のヤーヤの練り(YouTube動画) ■過去ヤーヤの練り【北町】(スライドショー) ※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください) ▲トップに戻る ・20時半頃 垢離(こり)かき ※壱番祷、弐番祷、参番祷(尾鷲魚市場)【地図】各祷務町ごとに全裸になった男衆が海に飛び込む垢離かきを行います。 ※過去の垢離かきの模様(YouTube動画) ▲トップに戻る 21時頃〜21時30分 尾鷲神社参拝(尾鷲神社)【地図】 垢離かき終了後、各町が尾鷲神社に集まり参拝します。