11月13日(火)午前10時から、中部電力尾鷲三田火力発電所 見学会が開催されました。 これは、尾鷲市が今後の発電所用地の有効活用方法(こんな施設があれば、こんな事業をしてはどうかなど)を、市民の皆さんから「ご意見とご提案」を広く募集していま す。その一環として、発電所の見学会を中部電力株式会社の協力を得て今回の11月13日をはじめに、3回おこなわれることになりました。(募集は締め切っています) 尾鷲市の中部電力三田火力発電所は、昭和39年より1号機、2号機が稼働、その後3号機も追加建設されました。 今年3月には全稼働が停止となりました。 54年の長きにわたり尾鷲の経済に貢献し、高い煙突は尾鷲のシンボルにもなっていました。 その三田火力発電所が平成31年より解体が始まるので、この見学会が内部の最後の見納めとなることもあって、今回定員の30名が中部電力株式会社の方から説明を聞きながら、普段入ることの出来ない施設内を見学しました。 午前10時から、会議室で現在の敷地内の様子や今後の解体に関しての説明が他の解体した発電所の写真を元にありました。 その後、発電をおこなうタービンがある巨大な室内や、コントロール制御室、12階の屋上から尾鷲市をぐるりと見るように施設内を見ることができました。 その後、シンボルである230メートルの煙突の真下に行き、いつもは近く遠くから眺めることしか出来ない煙突を真下から見たり、煙突の一つに少しだけ上がり見学させていただけました。 見学が終わったあと、参加者からの質疑応答がおこなわれ、今後どのように変わっていくかなどを現在わかる範囲で知ることができました。 尾鷲市に入るとどこからも見えることができる中部電力三田火力発電所の煙突も消えてしまいます。 稼働しなくなった現在も、煙突に塗られている白いペンキがとても綺麗だったことが、本当に無くなるのかな?と思えるほど構造的な美しさを私たちに見せてくれました。
>>関連リンク
|
|