熊野市磯崎町の古々路茶屋で9月1日(土)夏恒例となった「黒潮海童まつり」が開催されました。 これは地域おこしグループ「黒潮海童」(大西拓代表)などでつくる黒潮海童まつり実行委員会(山本昌伸実行委員長)が主催して行われるイベントで、会場のある磯崎町を舞台に「交流の場」を提供するのがねらいで、この夏最後のビアガーデンをオープンし、多彩なイベントを毎年繰り広げています。 今年は、昼間に通り雨があったりしましたが、開場となる午後5時30分前からビアガーデンを楽しみに多くの人が訪れました。 午後5時30分に山本実行委員長が歓迎の挨拶をおこない、ステージでも「DANCE TEAM M's」がヒップホップダンスを披露し、女性グループがゴスペルを熱唱。鷲飇躍(じゅひょうやく)と紀州舞踊隊によるソーラン踊りが盛り上げました。 黒潮海童コーナーの生ビールやチューハイら飲み物が飛ぶように売れ、昆布寿司や焼きそば、いか焼き、フランクフルトらを食べながら訪れた仲間同士で楽しそうに飲んでいました。 その後、ステージでは熊野鬼城太鼓が迫力のバチさばきで観客を魅了し、「Hana Hanaフラ」はフラダンスで華やかさを演出。「熊野の千春」こと下和田貞明さんがギターの弾き語りがおこなわれ、フィナーレを飾った「のぶちゃんバンド」の演奏で観客が踊り出し、終了間際に降り出した雨もピタリと止んでしまいました。 台風が近づく不安定なお天気でしたが、多くの人が訪れ、最後の夏のビアガーデンや子どもたちは輪投げやスーパーボールすくいなどを楽しみながら、終わろうとする夏休みの夜を楽しんでいました。
|
|