6月19日(日)曇り空ながら雨の落ちない天候の中、「わたしだけの梅作り体験in熊野」が開催されました。 この日の参加者は25名(男子8名・女子17名)、下は7ヶ月の子ども、小学生が2名、そして78才の女性まで幅広く参加いただきました。スタッフも総勢10名で万全の体制を取り午前10時御浜中央公民館前から御浜町の梅園地に移動しました。 園地に着くと梅農家・杉浦 由直さんより、今回梅干しにする良い梅の説明と注意がおこなわれ、みなさん自分で漬ける梅を捜しに園地へと広がりました。 できるだけ熟した梅を取るのですが、下に落ちて痛んでいない梅を選びます。市販されていない完熟した梅を自身の目で見つけ集めていただきました。 約30分ほどで目的の2kgが集まり、計量をおこないました。2kgより多い方は減らし、少なかった方には足すようにしながら漬ける梅を調整しました。 収穫が終わり、御浜町中央公民館に移動しいよいよ梅干し漬けになるのですが、収穫した梅を洗い終わったところでお昼となりました。 お昼は地元の野菜や食材を使ったお弁当。御浜町にある郷土料理「おかげさんで」のお弁当です。雨が降っていないので、みんなで七里御浜海岸に降りて海を見ながら昼食となりました。 昼食後、紫蘇の塩もみをおこないました。参加者の皆さんは手を紫色に染めながら、結構重労働の紫蘇もみを頑張っておこない、最後に梅酢をあわせて揉むと美しいピンク色に変わり、色づけに期待できそうな紫蘇が出来上がりました。 メインの梅は、熊野灘沖でくみ上げ、昔ながらの釜炊きでつくった塩を使いました。地元産へとことんこだわり梅を漬け込みました。 2kgの梅に400gの塩を使い、常温でも保存できる昔ながらの塩分20%の梅干し作りを目指します。 これから必要になる土用干しのことや日常の管理について植村さん、花尻さんから詳しい説明がおこなわれ、参加者のみなさんは熱心に聞き入っていました。 最後に梅を使ったドレッシングづくり、梅エキスをとってそれを利用する方法など盛りだくさんの梅干し漬け体験となりました。 少し予定時間をオーバーしましたが、参加者のみなさんに満足していただけた「わたしだけの梅作り体験in熊野」になったと思います。 参加者のみなさま、スタッフの皆さま今日1日ご苦労様でした。 地産地消ネットワークみえ・熊野
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梅園地で収穫の説明を聞く参加者のみなさんとスタッフ |
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賑わう計量の場、みんな自分の梅が一番!と思っています。 |
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