11月19日(日)午前11時から熊野市育生町赤倉にある丹倉(あかぐら)神社の例大祭がおこなわれました。 この丹倉(あかぐら)神社のご神体は、世界遺産の花の窟神社と同じ大岩で、同じぐらい昔から信仰されてきたと言われていますが、何を祀っているのかはわかっていません。 しかし近年、宗教人類学者の植島啓司氏の著書「日本の聖地ベスト100」に選ばれるなど、太古からの聖地であった丹倉神社に訪れる人が増えています。 熊野市駅からは、車を使ってしか行けない場所で、しかも狭い山道を約40分ほど走らないと辿り着けない今も不便な場所にあります。 今年も赤倉出身の方や、遠くは東京から訪れ、1年に1度の神事に参加しました。 午前11時、この神社の所有者でもある中平さんの挨拶で始まり、宮司による祝詞がおこなわれ、厳かな空気の中で神事は静かに進んでいきました。 最後に訪れた方みなさんが玉串の奉納をおこない神事は終わりました。 その後、ここ数年毎年四日市から訪れてくれる篠笛奏者の原 彰宏さんと四日市横笛会の方々が篠笛の奉納演奏をおこないました。 木漏れ日が落ちる御神体の大岩の前で、優しい音色が響きとても気持ちのよい時間が流れました。 その後、獅子舞の奉納がおこなわれ、その愉快な舞や寸劇に訪れた方々は笑い、大きな拍手を送りました。 その後、いつものように「なおらい」が行われ食事をとってくつろいだ後、餅まきがおこなわれ祭りが終わりました。 ◆関連リンク 2017年11月19日 丹倉(あかくら)神社 例大祭(1)(くまどこブログ) 2017年11月19日 丹倉(あかくら)神社 例大祭(2)(くまどこブログ) 2016年11月15日 丹倉神社例祭 2016年11月15日 丹倉神社例祭(くまどこブログ) 2012年11月18日 丹倉神社例祭 熊野市育生町赤倉の丹倉神社を守る赤倉水産のHP 丹倉神社の場所(グーグルマップ)
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