エナジードリンクで有名な大手飲料メーカーレッドブル・ジャパンが主催するボルダリングのコンペティション(競技会)「Red Bull Asura(レッドブル・アシュラ)」が今年、東京や福岡など全国4会場で開催され、難易度に合わせて設定された3つの階級における各優勝チームの計12チームが熊野市紀和町にある「熊野ボルダリングエリア」(夕陽の丘エリア)に招待されこの9月24日(日)にそれら優勝チームメンバーによる全国大会(エキシビジョンマッチ)が行われました。 このたびの会場となった「熊野ボルダリングエリア(KBA)」とは天然の巨岩を使ったボルダリングスポットとして、地元の愛好家有志からなる紀南クライマーズ協会員の皆さんが地権者の協力を得て、ルールとマナーを順守いただければ誰でも無料で利用できる公開スポットとして整備されたものです(今回の会場の夕陽が丘エリアのほか瀞流荘エリアの2つがあります)。 今回の競技は登るルートの難度が高い順にオープン、ミドル、ファンの三階級に分かれ、それら全国4会場で優勝した3人1組のチーム対抗で行われました。ルールとしては制限時間内なら何度でもクライミングに挑戦でき、それぞれ各チームで登ることができたルートの合計数などで競われました。 各選手の皆さんはなかなか手足を入れる隙間がない天然の巨岩に手に滑り止めの石灰をつけながら果敢に挑んでいました。 同じチームのサポーターや見守る観客からは随時「ガンバー」という応援の掛け声がかけられ、無事登りきることができると拍手が送られました。 会場には音響機器が設置され、ソウルミュージックなど乗りの良い音楽が流れまるで野外ライブのような雰囲気の中、見学者にもエナジードリンク「レッドブル」が配布され、それらを飲みながら、多くの皆さんが各選手のレベルの高いボルダリング技術を眺め声援を送っていました。
<概要> (1)実施日時 平成29年9月24日(日)9時30分から15時00分 (2)実施場所 熊野ボルダリングエリア(熊野市紀和町湯ノ口 夕日の丘公園周辺) (3)参加者 選手36名(12チーム) 野中生萌
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自然の岩を使ったボルダリングスポットとして地権者の協力を得て誰でも利用できる公開スポットとして地元有志により整備された「熊野ボルダリングエリア」でレベルの高いクライミングが行われました |
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指や足をかける隙間のほとんどないところを登っていきます |
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