世界遺産登録記念&可涼園桃乙句碑建立150年記念 結果発表!! 平成16年7月25日(日)に俳句ウォークが開催されました。 暑いなか、多くの方が参加しされ、126句集まりました。
特 選 尾鷲社の大楠小楠蝉時雨 川端 久夫 茨木 和生選 暑に耐へる老にも馬越こす力 相賀 蘆人 木割 大雄選 千年の樟ふくらます蝉しぐれ 芝山 二也 宇多 喜代子選 境内で琴弾く我等に稲光 坂本 厚子 岡村 紀洋選 古道の語り部若し汗ふかず 平山 滋子 入 選 汗拭ひぬぐひて古道登りきる 楠木 君子 桃乙の句碑の方へと道おしへ 植村 潤子 山清水屋根に落して辻地蔵 若林 柾矢 歩くほど夏の真中に馬越坂 瑞野 ちえ 触るるものみな湿りがち滝不動 岡村 紀洋
佳 作 夕立や杉の根岩を抱きをり 藤井 みやず 峠よりのぞむ大台ほととぎす 上野 浩子 蜩を背中に聴いて馬越坂 高芝 芳裕 この先は熊野三山蝉時雨 稲葉 正治 蝉しぐれふりかぶりつつ立話 浜田 典子 空蝉や桃乙句碑の彫深き 岩見 雅風 夕立や妻の残せし傘開く 鈴木 英子 白靴や世界遺産の古道ゆく 竹内 涼子 蝉の声一歩一歩の応援歌 中村 由美 セミの声元気に鳴いてる熊野古道 三鬼 優貴(8歳)
◎選 者: 宇多 喜代子【俳誌「草苑」編集長】 木割 大雄 【「カバトまんだら通信」編集長】 茨木 和生 【俳誌「運河」主宰】 岡村 紀洋 【「ホトトギス」同人】
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