熊野市紀和町を流れる北山川河川敷で8月5日(土)夜、「第29回 紀和の火祭り」が開かれ、約3,500人(主催者発表)が松明の炎が連なる幻想的な「柱まつり」の光景を満喫しました。 午後6時に伊弁tが始まると、最初にひも付きビニールボールを高さ5メートルのかごに投げ入れる「子供柱まつり」から始まり、コーラ早飲み、ダンスチームM,S、PHAT DANCE STUDIO熊野によるダンス、紀州舞踊隊の踊り、紀の川良子のミニ歌謡ショーなどが祭りを盛り上げました。 会場には特産の熊野地鶏の焼き鳥やからあげ、ビール、チューハイなどの屋台も登場し多くの来場者で長蛇の列が出来ていました。 河上敢二市長が「過疎少子高齢化が進み紀和にあって、少しでも多くの皆さんに喜んでもらい、紀和の地域を元気にしたいとの思いで毎年、火祭りを開催して頂いている。最後までごゆっくりお楽しみ下さい」とあいさつしたたあと、かがり火に点火しました。 そして横一列に並んだ北山砲を発射!合図とともに点火し、大きな爆音が観客の度胆を抜きました。 また、地元で結成する「紀和瀞流太鼓」が太鼓演奏を繰り広げました。 クライマックスの「柱まつり」が始まると、高さ約20メートルの柱の先に吊されたカゴをめがけ、周囲で輪になった参加者が燃え上がる松明を次々と投げ込んだ。松明が命中しカゴの中の花火が上がると、会場中から大きな拍手が沸き起こりました。 柱まつりは、熊野川水系で遠い昔から筏師の安全祈願や五穀豊穣、大漁成就、無病息災などのあらゆる願いを込めて行われてきた伝統行事で、旧熊野市と合併後した今でも地域住民によって引き継がれています。 フィナーレの打ち上げ花火が上がると、会場を埋め尽くした観客が大喜びで夏の夜の幻想的な祭りを楽しみました。 ■紀和の火祭り 2017年プログラム 18時00分 夜店開店 18時15分 子ども柱まつり(低学年・高学年) 18時30分 コーラ早飲み(10人×3組) 18時45分 ダンスチームM's 19時05分 紀州舞踊隊 19時20分 PHAT DANCE STUDIO熊野 19時40分 紀の川良子ミニ歌謡ショー 20時10分 市長あいさつ 20時15分 かがり火点火 20時20分 北山砲発射 20時25分 紀和瀞流太鼓 20時45分 柱まつり 21時15分 打ち上げ花火・ナイアガラ点火 21時30分 終了予定 ※雨天時は順延 ◆関連リンク ●2012年 紀和の火まつり ●2008年 紀和の火まつり ●2007年 紀和の火まつり ●東紀州百科事典>>紀和の火まつり
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