1月22日(日)9時から14時まで熊野市木本町の記念通り(くまの三尺玉すとり〜と)と本町通り商店街(木本古道通り)が一体となって地域の商業を盛り上げていくべく脂が落ちた「熊野のさんま」をテーマに様々な催しものを行う「第5回 熊野きのもと さんま祭り」が開催されました。 全国的に脂ののった魚として知られる「さんま」ですが、熊野市周辺では毎年、冬のこの時期に北海道から寒流にのり、熊野灘へ南下する中で適度に脂が落ち、身の締まった魚として丸干しや寿司など郷土料理の材料として熊野名物となっています。 しかし、今年は海水温が異常に高く例年なら11月頃から獲れ始めるサンマが熊野灘にやってきておらず、今年は昨シーズンの冷凍保存したサンマや、宮城県産を試作して熊野の味に近づけたさんまを使用しました。 一人1匹のさんま丸干しを1000本!振る舞うこのイベントには地域内外から大勢の人が訪れます。今年も振る舞いの始まり10時前には100人を超える行列ができていました。 会場には、特製のサンマを焼くコンロが並べられ、10時前には一斉に火が起こされました。熊野名物のさんま丸干しは手渡しで来場者に渡され、網に並べ焼きあがると熱々のさんま丸干しにかじりついていました。 会場となった記念通りでは恒例の青空市「いこらい市」が同時開催され、地元特産物などの各種物産市が並び、地元の商品を買い求めていました。 また紀和の味噌を使った味噌汁も振舞われていました。 本町通りのぜんざい市では、500円以上お買い上げの方にぜんざいを振る舞い、先着300人にさんま丸干し2本が当る抽選会のサービスが行われ、買い物を終えた人が抽選会場に並んでいました。 ◆関連リンク 熊野きのもとさんま祭り 大きな写真で見る(くまどこブログ)
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