10月9日(日)神輿が木本神社より出発するにはあいにくの雨となり、六法行列はいつも御神輿の後に出発するのですが、少しでも隈取りが落ちないように最後の出発になりました。 午前11時過ぎに出発してお昼頃から小降りとなり、午後1時前には雨もようやく止み、各町の神輿が元気よく練り歩きました。 木本町は、江戸時代に紀州徳川家の本藩公領地として『奥熊野代官所』が置かれ、熊野地方(熊野川以東から三重県北牟婁郡紀北町)の中心地として栄えた町です。木本神社は、もともと「若一王子権現」(“若一王子”は天照大神を意味します)と言われ、新田地区にあったものを現在地に遷座したと言われています。 慶長13年(1608年)の遷宮棟札が現存しており、その頃から祭礼が行われています。 暴れ神輿の引き回しが迫力あるスピードで木本の町を走り抜け、力強く持ち上げられる「よいや」、かわいい子どもたちに担がれて行く「子どもみこし」。和太鼓をならしながら進む「元宮太鼓」、そして木本祭りの1つの象徴でもある「六法(方)行列」が最後に続いて行きました。 今年は雨が心配される祭りだったため進行がいつもより早く、2時間ほど早いペースで進んだそうです。 浜担ぎも例年だと午後4時〜午後5時頃なのですが、午後3時頃に始まりました。 今年は担ぐための木材が新しく変わったせいか、足のとられやすいジャリ浜の七里御浜海岸では、かなり悪戦苦闘して波打ち際までつけました。 無事、海の海水で清めが終わり再び木本の町を練り歩きながら木本神社を目指して行きました。 昨年より午後6時頃、上木本の交差点で神輿が3つ集まり、そこで伊勢音頭を歌いそれぞれを称え合い神輿は各地区に帰り、最後の神輿は再び木本神社を目指して行きました。 大きな画像で見る(くまどこブログ) ◆熊野市百科大事典:木本神社 祭礼 ◆平成25年の模様(くまどこイベント報告) ◆平成24年の模様(くまどこイベント報告) ◆平成23年の模様(くまどこイベント報告) ◆平成22年の模様(くまどこイベント報告) <日程・スケジュール(今年は雨のため変更がありました)> ■10月8日(土) 宵宮祭(例大祭前日) 宵宮は、 19時00分頃 神事 ダンジリ 19時30分<木本神社着> 六法行列 20時15分頃 よいや 20時35分頃 子供神輿 20時40分頃 元宮太鼓 20時45分頃 の順で木本神社に集結 ■10月9日(日) 例大祭(時間はあくまで目安です) 8時00分 「稲荷山車」が御神輿を迎えに木本神社へ出発 各地区の山車が随時木本神社に集合 9時00分 神事(祝詞奏上、浦安の舞、玉串奉典、御神輿への神移し) 10時45分 「稲荷山車」が“御旅所(稲荷神社)”へ出発 11時00分 「御神輿」出発 11時15分 「六法(方)行列」出発 11時30分 「よいや」出発 11時45分 「子どもみこし」出発 12時00分 「元宮太鼓」出発 16時00分頃「 「御神輿」が“御旅所”から出発“浜担ぎ” その後再び台車に載せて市役所前、丸山町、駅前を通り、ヨシクマ新聞社へ。各ダシが神輿を出迎え、帰りの記念通りも行きと同様行列を作って上木本まで練ります。 18時30分頃 上木本到着予定 神輿は再度担がれて、西川町〜新田〜親地町を通って木本神社へ帰ります。 21時30分頃 「御神輿」が木本神社に到着
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