6月17日(金)から19日(日)まで元県立高校美術担当教論の新谷武文さんの個展「甦りの国 熊野で」が熊野市文化交流センターで開催されました。 現在60歳の新谷さんは、10年ごとに個展を開いており今回は50歳以降の作品を中心に160点の作品を展示しています。 近年「熊野百物語(吉熊新聞で連載)」の原画をメインに展示されており、150号サイズの大作からハガキサイズの作品、油絵、水彩画が並び、3日間を通して約500名が訪れ作品を楽しみました。 初日に新谷さんと少しお話しすることができました。熊野に住んで熊野をテーマにした作品、熊野の神々、それは八百万の神であり、とても人間臭く愛嬌のあるもので、そんな熊野の神々を少しでも表現出来ればと、今後もまだまだ描き続けたいと話されていました。 今回の作品の多くは「熊野百物語」のものですが、水彩画や静物画には、熊野の素を切り取ったようなオニヤンマやイワシの絵等もあり見応えのある作品展となっていました。
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