4月29日(金・祝)熊野市神川町で過疎の地域を元気にしようと、近畿大学建築学部の学生らが、熊野市神川町神上にある古民家の改修に取り組んでいる「コウノイエ」で、大正時代に建てられた木造の家の中にあったカマドに火を入れ、お釜でご飯を炊く「くどびらき」がおこなわれました。 現在、学生の人達が改築中の「コウノイエ」は、京都の1級建築士、多田正治さんと、近畿大学建築学部の教員 佐野こずえさんとそのゼミ生で昨年10月から改修をしており、訪れる度に少しづつ古き良い部分を残し新しく生まれ変わっています。 この日、炊き上げられたご飯は、訪れた人にお味噌汁と一緒に振る舞われ、昔ながらに木をくべた「くど」を囲んでその味を楽しんでいました。 今後「コウノイエ」での活動は、旧神上中学校校舎の活用なども計画しており、コウノイエを宿泊に使うことや元住民との交流の場として使っていく予定です。
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