紀宝町ウミガメ公園では1年半ほど前に、和歌山県のすさみ町で保護され同施設で飼育してきたアオウミガメのラッピーを海に放す「放流会」をこの4月10日(日)14時から開催しました。 当日は同公園では11周年祭であったこともあり多くの親子連れがラッピーの放流を見送りに参加されました。 まず参加者は集合場所の同公園でラッピー来た経緯などについて説明を受けた後、放流場所の海岸に皆さん移動します。 同公園から国道を渡り、井田海岸に到着すると同公園の飼育員の方が海に近づかない、(戻ってきてしまうので)ウミガメの前にいかないなどの注意事項をしたあといよいよラッピーを波打ち際から10m程度のところに離しました。 するとラッピーは立ち止まることなくすいすいとまっすぐ海に向かって歩いていき一安心しましたが、波打ち際に来ると少しためらいながら立ち止まってしまいました。 ただ子ども達からバイバイの声があがるとジグザグしながらも最後は海に入り無事放流が終わりました。 足には識別のタグがついており、もし井田海岸に帰ってくるとするならば7年後になるとのことでした。 ■井田海岸での放流模様(YouTube動画)
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参加者は飼育員さんからラッピーが来た経緯などについて説明をうけます |
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