熊野市街各地のまちかどで旧暦の桃の節句に向けてご家庭で眠っているお雛様を、店先やご家庭の縁側、窓越しに飾っていただくイベントひな人形が飾られる「熊野街道ひなめぐり」がこの3月19日(土)から4月3日(日)まで開催されました。 同期間中は同市街の30箇所の会場でひな人形が飾られ人々の目を楽しませましたが、特に目を惹いたのはJR熊野市駅前の熊野市文化交流センター会場内の展示スペース「クマノミチ」において、一般から募集したひな人形15セットを組み合わせた幅6メートル、高さ5メートルにも及ぶ巨大な21段のひな飾りで、天井まで届くような姿に皆さん圧巻されていました(なお文化交流センターは当イベントに先駆けて「クマノミチのひな祭り」 として3月3日より展示が開催されていました)。 また、昔の古民家をリニューアルした熊野古道おもてなし館会場や紀南ツアーデザインセンター会場ではそれぞれ7段のひな人形やつるし雛など古民家の雰囲気ととてもマッチした展示となっていました。 さらに個々の商店では小さいながらも通り沿いのショーウィンドウにひな飾りが展示され雰囲気を盛り上げていました。 なお同期間中は、それらひな人形、ひな飾りの展示のほか同市内各所に飾られたおひなさまを回ってスタンプを集めるスタンプラリーが行われ、親子連れなどを中心に皆さんがスタンプのある商店等を巡る姿が見られました。 また初日(3月19日)には各種ステージイベントや物販、抽選会があるオープニングセレモニーが熊野市文化交流センタークマノミチ【地図】で開催され、さらに最終日(4月3日)にもひなまつりにまつわる料理やスイーツなどの販売やステージイベントなどがあるクローズセレモニーが本町通り(木本古道通り)の熊野古道おもてなし館【地図】で行われ多くの人で賑わいました。
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軽食や喫茶もしながらひな人形を眺められる熊野古道おもてなし館会場 |
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100年近く前のひな人形やつるし雛など様々なひな飾りがあった紀南ツアーデザインセンター会場 |
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その他各商店でもショーウィンドウに雛飾りなどが展示されました |
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