5月22日、熊野市磯崎町の熊野文化圏専門学校にて、約20名ほどの参加者で磯の自然観察会が行われました。 講師は、海遊びが高じて、釣具の販売・製作を行うようになった工房Nバージョンの仲 進先生(熊野文化圏専門学校講師)、自然観察指導員の村川 実(熊野文化圏専門学校教員)。 磯で危険な生き物や行動などへの注意が行われた後、生き物を採取し、その後、熊野文化圏専門学校の厨房で、採取した生き物を観察し、食べられるものを調理して食べました。 食べたものは、マツバガイやベッコウガサガイ、ムラサキウニやバフンウニの焼き物、アマオブネガイやイボニシ、レイシガイ、ムラサキインコガイの茹でもの、ヒジキの煮付け、フクロフノリの味噌汁などです。 最後に、自然観察指導員の村川から、昔の人たちは、磯の生き物などを採ってきて、おやつやおかずにしていた事。普段、食べているおやつやご飯は、生き物とは見えないように加工をされているけれど生き物の身体を食べているのだということ。街などにゴミを捨てると、風や水の流れによって海に流され、それが、海の生き物の生存をおびやかす事。そして、私たちは、そういった生き物たちを食べているのだと言う事が写真をまじえながら説明され、終了しました。
>>関連リンク
|
|