熊野市育生町で「育生まちづくり10周年記念イベント」が開催されました。 育生町は熊野市の中でも最も山奥に位置する町で、昭和35年に人口が1269人だったのが平成27年4月1日現在では226人まで減少した地域です。 豊かな自然に囲まれ、ゆっくりとした時間が流れるようなまちですが、高齢化と過疎化が大きな問題となっています。 このような中から、地域まちづくり協議会によって平成17年に当時養鰻場跡地で荒れたいた土地を整備し「とこね広場」を中心に新たな挑戦が始まりました。 蛍が飛びかう環境に整え、町内外の人との交流と地域の活性化を図ろうと協議会で決め、平成17年以降、水路や花壇の造成、遊歩道やキャンプを受け入れるための整備をおこなってきました。 今では、キャンプに訪れるリピーターも増え、夏にはテントが並びます。 広場では、幻の果実ポポーを栽培しており、昨年は情報番組で話題に也、新聞にも取り上げられました。 住民がいつもきれいに草刈りや花壇の手入れをおこなってきた「とこね広場」で10周年記念イベントが本日住民や町外の人が集まり、記念植樹や感謝状贈呈などの式典の他、カラオケや日本舞踊、ダンス、餅まき等をおこないました。 丁度お昼頃に訪れたのですが、並んだテントの中で育生町ならではのおかいさん(茶粥)や古漬けのめはり寿しの懐かしい味わいを楽しめました。 【イベントスケジュール】 10:00 式典 10:30 ギターマンドリン演奏 11:00 カラオケ 12:00 演歌歌手歌謡ショー 12:30 日本舞踊 12:50 カラオケ 13:40 ヒップホップダンス 14:00 宝探し 14:20 餅まき
|
イチョウの木がシンボルの「とこね広場」イベント会場 |
|
茶粥やめはり寿司、焼きそば、おでんなどの食べ物が並んだブース |
|
|