4月12日(日)尾呂志川ぞいにある農業と商業の神として知られる阿田和神社において恒例の春の例大祭が行われました。(従来、春はもともとの4月15日に開催のところ平成21年から4月の第2土曜日に開催されています。) この阿田和神社は七つの神(天兒屋根命、譽田別命、速玉男命、事解男命、秋葉神、菅原道眞公、金刀毘羅神)が祀られており、豊作や豊漁とともに地域平穏を祈願する例大祭は毎年春と秋の2回行われ、850年以上の歴史があります。 時折雨が落ちて来る不安定な日曜日でしたが、祭りに影響が出ることはなく、午前10時から神事がおこなわれました。 神事は厳かにおこなわれ、巫女の舞が奉納され、最後に玉串の奉納がおこなわれました。漁業でも栄えたこの町ならでは、大きな魚も奉納されていました。 午後からは、神輿を子どもたちが先頭に引き、阿田和の町中を練り歩きます。また神社の中にある土俵では子ども相撲がおこなわれ、男の子、女の子が参加して楽しみます。 午後3時前に神輿が神社に戻ると、男衆が神輿を担ぎ上げ土俵の上をワッショイのかけ声とともに威勢良く回ります。 それが終わると土俵前に作られたステージで、まずは巫女が再び舞を披露します。神事の時は関係者以外は見ることが難しいのですが、この時は誰もが見られます。 そして獅子舞の奉納がおこなわれるのですが、獅子舞は2種類あって、それぞれに舞が違います。 子どもたちが寝ている獅子を起こして、剣を口に入れるまでの楽しいやり取りがおこなわれる舞や、紙吹雪を散らして舞う獅子舞など見応えがありました。 最後には盛大に餅まきがおこなわれ祭りは終わります。この餅まきでは厄年の餅まきもおこなわれるのでとても盛大です。大きな俵も5つ以上投げられ袋いっぱいにお餅を拾った方を多くみかけました。 ■過去の祭り 2013年4月14日 阿田和神社 春の例大祭 2012年4月15日 阿田和神社 春の例大祭 2010年4月10日 阿田和神社 春の例大祭 2010年10月17日 阿田和神社 秋の例大祭 ◆関連リンク くまどこブログ(4/12 阿田和神社 春の例大祭)
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