3月29日(日)11:00〜17:00まで、熊野市須野町で木花堂主催による須野マルシェの第1回が開催されました。 このイベントは、日本・アメリカ各地で「木削り教室」を開催している滝本ヨウさん企画の『おはからいまつり in くまの川王国(3/27〜4/5)Art∞手づくり∞食』の一環で開催されました。 あいにくの雨模様となった日曜日でしたが、人口5人の須野町には車が一杯に停まり、いつもの須野町とは違った風景になっていました。 須野町の小さな川沿いの桜が見頃を迎えていて、車から降りてじっくり眺める人も。 雨となったので須野集会所で、いろんなお店が開店していました。 ちょうどお昼頃だったので、創作レストラン「日和」さんのナポリタンのスパゲティをいただき、クッキーをお土産用に購入しました。 集会所の中では、創作レストラン「日和」さんを始め、クレイと香りのお店「佑天(うゆんて)」、手紬ぎ帽子屋「NATS.h.w」、イラストアーティスト「杉本麻絵」、似顔絵コーナー、「Ponのタイ古式マッサージ」、新宮で人気のスィーツ・雑貨屋さん 「アンティヤスコ」、じゅんかんマーケットなどなど、見ていて楽しくなるようなお店がずらっと並んでいました。 旧小学校講堂では、12:30から、東野ケンイチさんによるインド絵巻物紙芝居が始まりました。子どもたちを中心に大人も今までにない巻物を広げて行くことで始まる絵巻物に、くるくると絵柄が変わるその先を見ようと立ち上がって覗き込みながら聞き入っていました。 お話が続く中、子どもたちの大きな笑い声や歓声が会場に広がり、古くなった小学校が昔に戻ったような錯覚を感じるほどでした。 そして、その後木削りマスター滝本ヨウさんによる木削り教室が始まりました。いろんな種類の木がある中から、自分が魅かれた木辺をを選び、その木を時間をかけてゆっくりと削って行きます。 私も10年以上前かと思うのですが、木削りを体験したことがあり、木を無理に自分の形にするのではなく、木と相談するように自然に削る方向を決めながら削った覚えがあり、今もその時の木を持っています。 須野のゆっくりと流れる時間に合わせるように「須野マルシェ」が開催され、初めて須野を訪れた人々には、熊野にはこんな素敵なところがあったんだと感じてもらったに違いありません。
>>関連リンク
|
|