熊野市紀和町にある楊枝薬師堂で年1度の大祭「楊枝薬師まつり」が3月18日(火)におこなわれました。 頭部の病にご利益が有るとされる楊枝薬師には、訪れた午前9時頃には次々とご祈祷を受けようと車が入って来ていました。 楊枝薬師は永暦(1160年)の頃、後白河法皇が頭痛を治されたという伝承から、「頭痛山平癒寺」と号されるようになりました。頭痛をはじめとして目・耳・喉・首など頭部の病にご利益があると言われています。 朝8時より随時、住職が祈祷をおこない、およそ1000人近くの方がご利益を求めてお参りされます。 午前9時30分ごろから雨になりましたが、訪れる車はあとをたたずやって来ていました。 楊枝薬師堂の前で祈祷料を納め、線香に火をつけ入り口のところに供えて祈り、中に入って住職よりご祈祷を受けます。帰りには餅を手渡されて帰っていました。 境内には屋台も数件でていて、一見小さな薬師堂のお祭りに思えますが、多くの人が訪れるのが伺えます。 ○スケジュール 8時頃〜 祈祷開始(随時祈祷) 14時頃 もちほり 15時頃 終了 ◆関連リンク くまどこ東紀州百科事典 楊枝薬師堂〈ようじやくしどう〉
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今年は雨になりましたが、多くの人がご祈祷、ご参拝に訪れていました。 |
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