尾鷲市南部の小さな漁村「早田町(はいだちょう)」でこの3月1日(土)10時半より「第1回早田寒ブリまつり」が早田コミュニティセンター周辺で行なわれました。同町の人口150人のところへ、おおよそ市内外から500人くらいの方が訪れ大いに賑わいました。 熊野灘でとれた寒ブリのべっ甲鮨や大敷汁、ブリしゃぶ、ヒロメ等が無料で振る舞われるとあって開始20分もしないうちに振る舞いの整理券がなくなる人気で、各ふるまいの前には長い列ができました。 またあわせてブリ丼(だし茶漬け)やサザエ、ぜんざい、ヒロメに北山村のじゃばら製品などの販売も行われこちらも盛況でした。 ■早田寒ブリまつり会場の模様(YouTube動画)
ここ早田町では少子高齢化による後継者不足を解決しようと定期的に「早田漁師塾」などの漁業体験を実施し、それが縁でここ数年は毎年のように都市部など他所から志ある若手漁師が移り住み、地元で定置網漁を担う「早田大敷」に入社してがんばっています。 イベントではそれら他所から移り住んだ若手漁師によるトークショーも行われ、実際の漁師生活や早田に移り住んでの感想などを喋りました。 ■他所から早田に移り住んだ若手漁師によるトークショー(YouTube動画)
またその後は、9kgもある「寒ブリ」を目の前で解体する「解体ショー」も行われこちらも大いに盛り上がりました。 ■寒ブリの解体ショー
なおレポーターは「ブリ丼(だし茶漬け)」を購入し、早田の寒ブリを楽しみました。 ■ブリ丼(だし茶漬け)にだし汁をかける瞬間の模様
※色が変わるのにご注目ください。 主催者は富山の氷見をはじめとする日本海のものというイメージが強い「寒ブリ」が熊野灘でもとれおいしいことをアピールするべく今後も開催したいとしていました。
|
他所から早田に移り住んだ若手漁師によるトークショー |
|
|