古来より長寿御利益的があるといわれ、毎年6月と12月に行われる健やかで穏やかな老後を祈願する大祓が『ご神木四本杉』の前で、12月1日(日)午前10時よりおこなわれました。 飛鳥神社神殿の裏に位置する「ご神木四本杉」は、樹齢1300年、高さ10メートル以上、幹回りは9メートルを超え、紀南地方屈指の大きさを誇ります。 四ツ俣に分かれた幹には、祓戸四柱神(瀬織津姫【せおりつひめ】、速開津姫【はやあきつひめ】、気吹戸主【いぶきどぬし】、速佐須良姫【はやさすらひめ】)がそれぞれに宿るとされ、人の罪穢を祓い清めていただけることから、主に病気平ゆ、健康長寿に御利益有り、又家庭円満・商売繁盛の守り神とも言われています。 12月1日(日)、熊野市飛鳥町は気温4度とかなり冷え込んでいましたが、その冷気がご神木四本杉をより神々しく見せてくれるようでした。 月次祭が午前10時より飛鳥神社内でおこなわれ、引続き四本杉の前で大祓がおこなわれました。 形代(かたしろ)に願いを込め、身体の悪いところは3回さすって、最後に息を吹きかけ納め、ご神木の回りを回りました。 6月と12月に霊力を高めると言われる四本杉に祈りを込め、大祓は終わりました。 ◆関連リンク 2013年6月2日 「四本杉(しほんすぎ)祭」の様子 東紀州百科事典>神木四本杉 < しんぼくよんほんすぎ >
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