11月17日(日)午前11時から熊野の聖域のひとつ「丹倉(あかくら)神社」で例大祭がおこなわれました。 今年も四日市から横笛会のみなさんが訪れてくれて白ぎつねのお祓い、篠笛演奏、獅子舞を披露してくれました。 神事の始まりの前に、白ぎつねによるお祓いがおこなわれました。白ぎつねに扮して御神体や神社内を清めながら舞い、その後美しく時に激しい音色を響かせ篠笛の奉納がおこなわれたあと、厳粛な雰囲気の中で神事がおこなわれました。 そして、現在のこの神社の持ち主でもあり、例大祭をおこなっている赤倉水産の中平氏によって神事が始まりました。 祝詞をあげ、玉串の奉納をおこない神事が終わると昨年に引き続き獅子舞の奉納がおこなわれました。 この獅子舞は、物語になっており、ひょっとこのお面をかぶったものとのコミカルなやり取りが来場していた方々の笑いを誘っていました。 獅子舞の奉納が終わると、みんなで宴をおこない、最後に餅まきが盛大におこなわれました。 今回は、10月19日に丹倉神社で結婚式をあげたお二人も餅まきを手伝い、賑わった祭りが終わりました。 古代の信仰が色濃く残る聖域 丹倉神社は、ピンと張りつめた空気の中に、いつもより柔らかな表情を見せていたような気がしました。 ◆関連リンク 2012年11月18日 丹倉神社例祭 熊野市育生町赤倉の赤倉水産のHP 丹倉神社の場所(グーグルマップ)
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