5月29日(水)御在所岳山頂のロープウェイ博物館において、昭和の初期に矢ノ川峠に設置されていたロープウェイが日本初の旅客用ロープウェイであることを宣言するセレモニーが開催され、鈴木三重県知事とともに熊野からは「想い出の矢ノ川峠の会」のメンバーが出席しました。 このセレモニーは「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」キャンペーンの一環でセレモニーに出席した福村直昭会長と当時の国鉄バス運転手の久保芳治さんは、沢山の報道陣から取材を受け、昭和2 年から11 年まで省営バスが矢ノ川峠を越えて尾鷲・熊野間を運行を開始するまで、「安全索道」と呼ばれた二人乗りのロープウェイが営業していたことや、実際に乗った経験などを披露しました。 また、29日夕方にはいくつものテレビに福村会長と久保さんが登場し、80年ほど前の記憶を正確に伝えていました。
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