2月10日(日)午前11時45分から、九木神社のお木曳き祭が九鬼(尾鷲市九鬼町)でおこなわれました。 九鬼漁協魚市場の施設内にお木曳きで使われる木が置かれ、神事がおこなわれました。 尾鷲神社からの宮司による神事は、木に神を宿らせることから始まりました。 神事のあと鏡開きがおこなわれ、集まった人にお酒が行き渡ったあと盛大に乾杯がおこなわれました。 九鬼では1月1日におこなわれるにらくら祭、船上神楽・角力取で有名なのですが、今回も鏡開きの後、九鬼船上神楽保存会による神楽の舞いの奉納がおこなわれました。 始めて見る九鬼の神楽なのですが、とても見応えがあり訪れた人たちからも大きな拍手がおこりました。 その後、いよいよお木曳きが始まりです。魚市場を出て前の通りを通って九木神社の参道を入って神社鳥居前におさめるまでの道を神楽の囃子が賑やかに先導しながらすすみました。 参道に入ると神楽の囃子はテンポアップし、いっそう賑やかになり、引き込まれるように鳥居前に運ばれ、無事おさめられました。 そこで更に神事がおこなわれ、お木曳き祭は終了しました。
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鏡割りの後、九鬼神社遷宮にかかわる九鬼地区役員による乾杯 |
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